【あま市立美和中】美和中版「道徳週間」での取り組み
- 公開日
- 2014/11/26
- 更新日
- 2014/11/26
情報モラル教育実践(モラルBOX掲載用)
本校においては、毎年、人権週間に併せて道徳週間を設定し、道徳の授業の充実を図っています。その中では人権や情報モラルなどの題材を取り上げて授業実践を行っています。本年度は、海部地区が独自で行っている教材ビデオの貸し出しシステムである「ビデオライブラリー」より、情報モラルに関するビデオ教材を借りて授業実践を全クラスで実施しました。
今回、使用した教材ビデオは「情報ネットワーク上で起こるトラブル」を題材にしたものでした。最近の中学生はスマートフォンや携帯電話を使って、メールやLINE上で会話をすることが当たり前のようになってきています。しかし、相手の素性が見えない情報ネットワーク上でのやりとりであるだけに、多くのトラブルに見舞われることも少なくありません。顔が見えないのを良いことに大量の嫌がらせメールを送りつけられたり、受け取ったメールに即時反応しないために翌日から人間関係に歪みが生じたりすることもよくある話です。
ビデオを見た後に、生徒たちと情報ネットワーク上におけるトラブルを防ぐための方法について考えました。「相手の気持ちを考えて書き込みをする」「送り主がわからないメールには反応しない」などの、情報モラルを意識した回答が得られました。中には「ネットワーク上のやりとりに深入りしない」「興味本位でメールグループに参加しない」などの、情報ネットワークの環境から一歩距離を置くといった回答も見られました。
来年度以降も趣向を凝らしながら、情報モラルへの意識を高める取り組みを続けていく予定です。