モラルBOX日記

【新城市立鳳来中部小】 絆を育む

公開日
2014/12/02
更新日
2014/12/02

ちょっといい話

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 私たちの鳳来中部小学校は、「長篠の戦い」で有名な長篠城址を学区に持ち、多くの歴史遺産に囲まれた歴史の香り高い学校です。地域の人々は、ふるさとに愛着をもち強い絆で結ばれています。
 本校は今年、「絆を育む学校づくり」のスローガンのもと、地域の絆をさらに深めようと、さまざまな活動に取り組んできました。
 4年生は、紙芝居、ゲームなどを用意してデイサービス訪問をし、お年寄りとの交流活動を続けました。工夫して製作した大型紙芝居は、学芸発表会でも演じられ好評を博しました。
 5年生は、郷土が生んだ民俗学の偉人「早川孝太郎」の生涯や作品について調べる活動を行いました。早川の大著「花祭」についての体験や伝統的な和楽器の体験学習を進めるとともに、劇化に取り組み、学芸発表会で発表することで、地域の人々に早川孝太郎の業績を伝えることができました。
 6年生は、長篠の戦いに関わる地域の歴史について解説・説明をボランティアで行う「ふるさと歴史ガイド」の活動に取り組んできました。人々に自分たちの地域の歴史を語る活動は、子どもたち自身がふるさとの素晴らしさを再認識するきっかけともなりました。また、
この活動を通して学んだことを学芸発表会の劇として発表すると、地域の人々から「自分たちの地域にこんな歴史があるとは知らなかった」などの感想が寄せられました。
 これからも、この地域が持つ文化・歴史・人材面での宝物を大切にしそれを学び伝える活動を通して、地域の人々との絆を深めていきたいと思います。