モラルBOX日記

【阿久比町立東部小】4年生 福祉について学びました

公開日
2014/12/02
更新日
2014/12/02

心の教育推進活動(モラルBOX掲載用)

本校の4年生は、総合的な学習の時間で福祉について学んでいます。その実践の場として、10月8日に「福祉実践教室」を行いました。4年生63名が、車いす・手話・点字・高齢者疑似体験・ガイドヘルプの5講座に分かれて体験学習をしました。各講座での児童の様子などを報告します。                           「車いす」の講座では、実際に車いすに乗り、左右に移動したり車いすを押したりする体験をしました。体験後、多くの児童から、「ちょっとした段差を越えることが思ったよりも難しかった」という感想が聞かれました。                   
「手話」の講座では、身振り手振りだけで何をやっているか当てるジェスチャーゲームをしたり、手話を使って会話ができるように練習をしたりしました。なかなか手話を覚えられなかった児童もだんだんできるようになり、最後には自分の名前を手話で表すまでになりました。
「点字」の講座では、器具を使って点字を打ち、講師の方や友だちに読んでもらう活動をしました。児童は自分の名前を集中して打っていました。
「高齢者疑似体験」の講座では、手首や足首におもりをつけたり、曇りがかったサングラスをかけて階段を降りたり上ったりする体験をしました。普段より動きづらいせいか、一つ一つの動作がとても辛そうでした。「毎日このような生活が続くのはとても大変」という感想がほとんどの児童から聞かれました。
「ガイドヘルプ」の講座では、アイマスクを付けた児童を付けていない児童が危ないところや気をつけるところを指示しながら校内を回りました。体験してみて目の不自由なことの大変さを知るとともに、自分たちにできることについて考える機会となりました。
 これらの体験学習を通して、障害がある人たちへの理解を深めることができました。さらに、今までの自分の生活と比べながら、障害のある方と共に生きていくことの大切さを学ぶよい機会となりました。

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