【大府市立東山小】情報とのかかわり方
- 公開日
- 2014/12/26
- 更新日
- 2014/12/26
情報モラル教育実践(モラルBOX掲載用)
5年生が道徳の授業で,「情報のかかわり方」について考えました。
導入では,事前にクラスで行ったアンケートの結果を担任の先生が紹介しました。「3DSやスマートフォン,PCの情報機器で,あなたが普段使えるものはなんですか。」という質問に対して,「3DSを使える子」が37名中32名,「スマートフォンを使える子」が37名中19名,「PCを使える子」が37名中3名でした。多くの子どもたちが情報機器を活用していることが分かりました。
その後,子どもたちにも起り得るトラブルの事例を挙げて,話し合いをしました。一つ目は,チャットで友達を遊びに誘ったが,相手から断られて,「え〜,遊べないの?せっかく誘ったのに。あ〜あ。まあしかたないね。じゃーね」と返信してしまい,相手から返事がなかった事例です。メールのやりとりの中で,どうして思いがすれちがってしまったのかを考えました。
二つ目は,チャットの例で,友達から自分の顔に落書きをした画像と一緒に「この顔,ちょーおもしろくない?」とメールがきて,「きもっ!笑える」と返事したら,友達から返事が来なかった事例です。どんな気持ちで友達にメッセージを送ったのかを考えたあと,友達に謝罪のメッセージを送ったときにどんなことを思ったのかを考えました。
振り返りでは,情報機器のいいところを考えました。「遠くの人とも話ができる」「インターネットで調べられる」「ニュースなどの情報を知ることができる」「ゲームを楽しめる」などの意見が出ました。その後,情報機器が多く出回っている社会の中でも,上手に使っていくにはどうしたらよいかを話し合いました。「相手を傷つける言葉を使わない」「文を繰り返し読み,大丈夫かよく確かめたい」「自分が言われたらと考えるようにしたい」など,考えをもつことができました。
「情報機器を使うときのマナー」を日頃から大切にしていきたいです。