モラルBOX日記

【岡崎市立矢作東小】異学年交流を通して

公開日
2014/12/26
更新日
2014/12/26

ちょっといい話

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 本校では、相手のことを考えて行動する心や態度を、体験を通して自然と育んでいくために、1年生と6年生が、兄弟学級として交流する機会を設けています。1学期の間は、朝の読書で紙芝居を読んだり、掃除の仕方を教えて一緒にやったりと、6年生が1年生のお世話をする形で関わっていました。1学期末には、それぞれが主体的に関わって楽しむことのできる場を作ろうと、七夕交流会や水鉄砲大会を開きました。また、2学期末には、6年生が自分たちで企画し、1年生を楽しませるお楽しみ会を開きました。
 関わりを深めていくうちに、6年生は「1年生は、どんどんできることが増えてきた。」「1年生が喜んでくれる思うと、やる気が出る。」などと、相手の存在が自分の喜びや力になっていることに気付くことができました。また、1年生は「お兄さんたちは、ぼくにはできないことがいっぱいできてすごいな。ぼくもがんばるぞ。」「お姉さんたちに優しくしてもらったから、私たちも新しい1年生に優しくしてあげたい。」と思いやりの気持ちを次へつなげていこうとする気持ちが芽生えてきました。七夕交流会の写真を見た保護者からは、「うちの子が、こんなに優しい顔で小さい子と接しているのを見て、ちょっと見直しました。」と、我が子の良さに改めて気付いたという意見もいただきました。
 3学期には、どんな交流ができるか、楽しみです。