モラルBOX日記

【豊根村立富山中】コミュニケーションの大切さ

公開日
2015/01/09
更新日
2015/01/09

情報モラル教育実践(モラルBOX掲載用)

 本校は全校生徒7名の極小規模校(へき地2級地)です。また、県下で唯一の山村留学受入校で、本年度は5名が山村留学生です。休み時間には同一校舎で生活している富山小学校の児童とドッジボールや鬼ごっこをして、一緒に遊ぶ姿が見られ、上学年が優しく働きかけをしています。
 山間地に住んでいるので、誰も携帯電話やスマートフォンを所持しておらず、携帯型デジタル音楽プレーヤーを用いてインターネットの接続する生徒もいません。しかし、長期休みの前に必ず「携帯電話やインターネットの使用は十分に注意して、犯罪などに巻き込まれないようにしよう」と啓発しています。
 本校が重点的に指導していることは、「さわやかあいさつ」とコミュニケーションの大切さです。画面上の言葉でのかかわり合いではなく、人と「生きた言葉」を交わすことで、活き活きとした豊かな生活を過ごせることを教えています。日々の生活の中で子どもたちの社会性は育っています。
 平成27年3月31日を以って本校は閉校しますが、より一層のコミュニケーション力の向上のため、「生きた言葉」でのかかわり合いを推進していきます。