【豊田市立根川小】祖父母や地域の方々との交流会
- 公開日
- 2015/01/30
- 更新日
- 2015/01/30
ちょっといい話
本校では、毎年9月に,『祖父母や地域の方々との交流会』を「全校」および「1年生単独」の2部構成で行っている。
1 第1部 全校児童との交流会
・校長先生のあいさつ・児童代表歓迎のことば・歓迎の歌「校歌」「勇気100パーセント」・おじいさんやおばあさんへの手紙1〜3年・4年〜6年の発表 (4年:リコーダー演奏 5年:トーチワーク 6年:リコーダー奏)
日頃,交通安全見守り隊でお世話になっている地域の方々や祖父母に感謝の気持ちを込めて,歌や演奏等を発表した。祖父母への手紙は,全校児童が自分の祖父母に手紙を書き,本会に祖父母が参加している児童の中から代表を選出し,自分の書いた手紙を祖父母の前で読んで渡した。渡された祖父母はもとより,会に参加してくださった方々の顔には,笑みが溢れて心底嬉しそうだった。この会を通して,「祖父母や地域の方々が,自分たちのために惜しみない愛情を注いでくださっている」ということを実感し,感謝しようとする気持ちを高めることができた。
2 第2部 1年生との交流会
生活科『むかしのあそびをたのしもう』の学習で,けん玉・羽根つき・こま・お手玉等の遊びを楽しんだ。こまをまわすのが上手な子に「上手だね。」と声をかけると「おじいちゃんに教えてもらったんだよ。」と得意そうに話してくれた。「私のおばあちゃんはお手玉が上手だよ。」等,他の子たちからも多くの声が聞かれた。「学校でおじいちゃんやおばあちゃんと昔の遊びで遊びたい」と決まり,計画を立てた。遊びの種類・場所・用意するもの・説明する人(進行役)等について話し合い,遊びは,けん玉・羽根つき・こま・お手玉・おはじき・だるま落とし・折り紙・あやとりの8つに決まった。場所は体育館で行い,おじいちゃんやおばあちゃんが,各遊びの場所がわかるように,B紙で看板を作ったり,会の流れがひと目でわかるようにB紙でプログラムも作ろうと話し合い,準備を進めた。
『昔の遊びを楽しむ会』(・はじめのことば・歓迎の歌「校歌」・ルール説明・昔の遊びタイム・お礼の言葉・終わりの言葉)の当日,各遊びのコーナーで祖父母と楽しそうに触れ合う姿が見られた。羽根つきのコーナーでは,祖父母のほうが楽しんでいるようにも見えました。童心に戻って楽しんでいただけたようで嬉しく思った。この会を通して,益々祖父母との絆が深まった。
祖父母と同居している子どもたちは,年々少なくなってきている。このような行事があると,子どもたちもはりきって準備を行い,また,祖父母も孫と楽しいひとときを過ごすことができ喜んでくれる。今後も毎年続けて行っていきたいと思う。