【刈谷市立住吉小】よく考えて!その使い方で大丈夫? 〜ネット依存〜
- 公開日
- 2015/02/19
- 更新日
- 2015/02/19
情報モラル教育実践(モラルBOX掲載用)
最近、ネットの動画配信でカリスマ的な人気をもつ人がテレビで紹介されるなど、ネットがより身近な存在になっている。6年生の子どもとの会話の中にも、休日に一日中動画を見ていたり、夜遅くまでゲームをしていたりするという話が出てくる。パソコンやスマホは便利で楽しいものだが、のめり込んでしまい、生活のリズムを乱してしまうことがある。そこで、ネット依存について取り上げ、子どもたちに考えさせる場をもつことにした。
6年生は、保健の授業で「依存」という言葉を学習している。しかし、ネットに対して依存性があり、注意が必要という意識をもつ子どもはあまりいなかった。そこで、「事例で学ぶネットモラル」のショート教材を使用し、子どもに実例を挙げながら、自分の生活に心当たりがないかと尋ねた。「あるある」「時間があっという間にたってしまう」などの反応が見られた。また、教材を基にネット依存にならないためにどんなことに注意したらよいかを考えさせたところ、「時間やルールを決めて使う」という点を確認することができた。子どもにとってネットが身近な存在になっている昨今、これからも折に触れてネットとの適切な付き合い方を指導していきたい。