【武豊町立衣浦小】5年生コミュニケーションについて考えよう
- 公開日
- 2015/02/17
- 更新日
- 2015/02/17
情報モラル教育実践(モラルBOX掲載用)
本校には,スマートフォンや携帯ゲーム機を使って友達とコミュニケーションをとっている児童が多くいる。今のところ大きなトラブルは起きてはいないが,保護者から相談を受けることもある。そのため,通信機器の所有の有無にかかわらず,よりよいコミュニケーションについて話し合う機会を設けたいと考えた。
今回の実践では,LINE株式会社が発信している『「楽しいコミュニケーション」を考えよう!』という教材を利用した。導入では,「夜遅い時間といえば何時からか」についてグループで意見交換をさせることで,お互いの考えの違いに気付かせ,コミュニケーションの必要性を実感させた。次に,「まじめだね」「個性的だね」といった5枚のカードの中から,友達に言われて嫌な言葉を1つ選び,理由も合わせてグループの中で意見交換をさせた。また,全体でも,選んだ言葉ごとに人数を確認することで,言葉に対する一人一人の感じ方の違いに気付かせた。
コミュニケーションをとる時に,相手が目の前にいれば表情や雰囲気で相手の気持ちがある程度わかるが,ネット上では表情も雰囲気もわからないので,より相手のことを考えて言葉を選ぶ必要があることを最後に確認して授業を終えた。