モラルBOX日記

【蒲郡市立蒲郡東部小】 e—ネットキャラバン(e−ネット安心講座)

公開日
2015/02/17
更新日
2015/02/17

情報モラル教育実践(モラルBOX掲載用)

「インターネットを正しく安全に使うために必要なこと」
 情報社会の進展により、子どもたちがインターネットや携帯電話を利用する機会は急激に増加している。それに伴い、子どもたちがインターネット上の違法、有害情報にアクセスし、犯罪やトラブルに巻き込まれるリスクも高まっている。高学年の子どもたちの中には、自分だけのスマートフォンやタブレットをもっている子もいる。手軽にインターネットを利用できる環境が、身近に多く存在している。さらに、アンケート結果から、ほとんどの子どもが、携帯電話のメールやインターネットに潜む危険性について理解することなく、それらを利用していることがわかった。
 このような状況の中、子どもたちの健全な成長を守るため、学校や家庭・社会において、さらなる情報モラル教育の充実が必要だと感じている。便利で簡単に利用できるからこそ、正しく、安全にインターネットを利用できるようになってほしい。6年生を対象に、インターネットを利用する際の注意点や、インターネットに潜む危険性などを学習した。
「この情報は正しいの?」資料
 わたしの学級ではトウモロコシを育てることになりました。わたしもトウモロコシの育て方について知りたいと思いました。インターネットを使って調べると、たくさんの絵や写真があり、いろいろなことがわかるのでとても楽しく勉強ができました。「来週はトウモロコシの育て方について調べたことを発表してもらいます。」という先生の話を聞き、わたしは、インターネットでたくさんの資料を集め、もっとくわしくまとめていきました。いよいよ、発表会。わたしの番です。わたしはトウモロコシのたねまきの時期が4月であることや、たねをまく間かくが50cm であることなどについて自信をもって発表しました。
 すると、聞いていた友だちが、「たねまきの時期は5月だと思います。」「ぼくが調べた本では、たねをまく間かくはもっとせまかったよ。」と言いはじめました。わたしは、「おかしいな。きちんとインターネットを使って調べたのに。」と思いました。
〜子どもの授業日記より〜
 インターネットで調べられることがすべて正しい訳ではないということがわかりました。調べたいことを、いろいろ調べてみて必要なことだけを使うようにしたいです。
 インターネットは、楽しいし便利だけど、危険なこともあることをわかっていないといけないと思いました。これから調べるときは、正しく上手に使っていきたいです。