モラルBOX日記

【半田市立有脇小】スマートフォンの危険を知ろう

公開日
2015/02/19
更新日
2015/02/19

情報モラル教育実践(モラルBOX掲載用)

近年,スマートフォンが急速に普及しています。事前の調査で,本校の高学年児童の半数以上がスマートフォンを利用していることがわかりました。しかし,利用する児童の多くが,その危険性について十分な知識をもってはいませんでした。そこで,2月13日(金)に携帯電話会社の方を講師に招いて,6年生の児童を対象にした,携帯電話・スマートフォン安全教室を開催しました。
まず,スマートフォンを利用する上で,インターネットの性質を知っておく必要があり,「世界中の誰が見ているか分からない。」「一度発信した情報は,広がり続け,完全には削除できない。」「情報や相手の真偽が確認しにくい。」などの特徴があるとの説明を受けました。
次に,実際にどんなトラブルが発生しているのか,いくつもの事例をもとに解説していただきました。コミュニケーションアプリを使ってグループ内の1人だけを仲間はずれにする「ネットいじめ」は,いつ誰にでもおきる可能性があることを聞き,児童は,「自分がこんなことをされたら,とても傷つく。絶対にしないようにしたい。」と感想を述べていました。また,プライベート写真がインターネットに投稿されてしまった事例では,「自分の知らないうちに変な写真が広まっていたら,すごく恥ずかしい。」などと発言していました。
この授業を通して,児童は,スマートフォンやインターネットの利用には多くの危険が伴うことを知ることができました。そして,「軽い気持ちで発言や投稿をしない。」「言葉遣いには気を付ける。」「長時間使用しない。」など,それぞれが気を付けるべき自分の約束を定めることができました。