モラルBOX日記

【刈谷市立小高原小】人権移動教室で学んだこと

公開日
2015/02/19
更新日
2015/02/19

ちょっといい話

 人権週間に、1・2年生を対象とした「人権移動教室」が行われました。人権擁護委員や図書ボランティアの方々が来校して、絵本の読み聞かせや腹話術を用いて人権についてのお話をしてくださいました。
初めに、「わたしの妹」(松谷みよ子著)という絵本をスクリーンに映しながら読んでくださいました。自分の妹がいじめにあい、学校に行けなくなってしまった。そして、妹も家族も変わってしまったという悲しいお話に、子どもたちは真剣に耳を傾けていました。
その後、腹話術で、人権についてのお話を分かりやすくしてくださいました。自分の心は自分で守る、いじめはいけない、いじめられたり仲間はずれにされたりすると脳が死んでしまう、などという内容でした。本来であれば、難しい内容ですが、腹話術のおかげもあり、子どもたちはしっかりと内容を理解することができていました。
また、本校の児童が考えた人権標語を紹介しながら、毎日のあいさつが大切だということ、ふわふわ言葉でいっぱいにしようということを伝えてくださいました。子どもたちは、この「ふわふわ言葉」が気に入ったようで、この教室の後も「それ、とげとげ言葉だよ。ふわふわ言葉にしよう」という声が聞かれるようになりました。