【小牧市立北里小】「スマホ・ゲーム機を考える」児童会代表委員による劇
- 公開日
- 2015/02/19
- 更新日
- 2015/02/19
情報モラル教育実践(モラルBOX掲載用)
2月9日に「スマホ・ゲーム機を考える」児童会代表委員による劇が披露されました。スマホ・ゲーム機に関する子どもたち全員のアンケートを代表委員会で分析し、劇にして紹介しました。
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【アンケートのおもな項目】
○自分用の携帯電話、スマホ、タブレットをもっていますか。
○おうちの人が寝てから、ないしょでゲームをすることがありますか。
○ゲーム機で、友達とフレンドリストなどでチャットしたことがありますか。
○ゲームソフトを利用して、知らない人とチャットしたことがありますか。
○チャットのなかで友達の名前を出して悪口を書いてしまったことはありますか。
○チャットで知り合った人と、会ったことはありますか。
劇中のキーワードは「目」「時間」「チャット」。子どもたちにはとても切実な問題。代表委員が演じる劇の世界を自分のこととして真剣に鑑賞し、聴き入っていました。
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【劇の一部】
A:ウォォォォ〜ゲームを今日もやるぞ。(ピコピコピコ)インターネットへGO!
B:今日は初めてこのソフトをやるぞ!ネットで知らない人とやってみるか。
A:お!だれか来た。Lv.1:?
B:「うぃーす」(ピコピコ)
A:なんだ、この態度。Lv.1のくせに。「弱っ」(ピコピコ)
B:(泣く)「弱いはひどいだろ」(ピコピコ)
A:「うっせーカス。出てけ」(ピコピコ)
C:「おい、A〜!Bがかわいそうだろ〜やめろ!」(Aが出ていく)
B:「Cさん、ありがとう」
ナ:このように、いくら知らない人だからといって、悪口をいうと、相手がイヤな気持ちになったり、傷ついたりします。だから、悪口を書き込むのはやめましょう。
これに先立って、保護者や地域のみなさんに警鐘を鳴らすため、昨年の11月に、毎年開催している北里3校の地域連携行事「この指とまれ」で、3校の教員が協力して、「スマホ・ゲーム機を考える会」を開催しました。100名ぐらいの保護者・地域のみなさん・子どもたちが参加しました。ゲーム機で世界中の全く知らない人ともつながってしまうことやラインの「既読」に対する大人と子どもの意識の違いなどを学び合いました。
最後に、母親が自分の息子にスマホを持たせる上で、18の約束をしたという話も紹介しました。これはアメリカにおける話です。興味のある方は『スマホ 18の約束』で検索してみてください。