【日進市立北小】寒さに負けずにがんばろう
- 公開日
- 2015/02/20
- 更新日
- 2015/02/20
ちょっといい話
本校では、「自分の能力を知り、それに合った課題をもってかけ足をすることにより、気持ちを引き締め、寒さに負けない気力と体力を養う。」という目標を掲げて、1月の初めから全校で朝のかけ足に取り組んできました。1・2年生は運動場のトラックを周回しますが、3〜6年生は、校外に出て、近くの広場から、川の土手を走って戻ってきます。学校のすぐ近くにこんなに自然いっぱいのところがあるのかと思うような素敵なところを走ります。そして、かけ足の成果を発揮する場として、全校で「持久走大会」を行います。本校は、100年以上の歴史のある学校であり、持久走大会も長く続けられ、楽しみにしている保護者や地域の方が多くいらっしゃいます。また、走った後の子どもたちのお楽しみとして、PTAのお母さん方が作ってくださるぜんざいがあります。子どもたちは、本当に大喜びでいただいています。
ところが、今年は、インフルエンザが大流行し、持久走大会が予定されていた週に、5クラスも学級閉鎖となり、持久走大会が延期となってしまいました。PTAの方たちの予定はすぐに変えるということはできないため、お母さん方が作ってくださったぜんざいは、大会の予定日においしくいただき、本番にがんばるためのエネルギーにしました。
持久走大会当日は、真っ青な晴天で日差しの暖かいとても気持ちの良い日でした。たくさんの保護者や地域の方が来てくださり、大きな声援で子どもたちを励ましてくださりました。
2年生のある男の子のことです。1年生のときは1位。今年も練習では1位になることが多く、本番も、もちろん1位を目指して一生懸命に走ったのですが、残念ながら、1位になることができませんでした。「ぼくは、絶好調だったし、とても頑張ったけれど、○○君の方が、ぼくよりもっと頑張ったから負けちゃった。」と素直に相手の頑張りを認める様子に成長を感じました。この男の子と1位になった子の2人は、走ることが大好きで、いろいろな大会にも出ているそうなので、これからも頑張って練習に取り組むことと思います。また、来年、どんな走りをしてくれるかととても楽しみになりました。