モラルBOX日記

【春日井市立鳥居松小】うさぎの飼育がんばっています!

公開日
2015/02/23
更新日
2015/02/23

ちょっといい話

3年前、長生きしていた最後の1匹だったウサギが死んでしまい、鳥居松小学校の学校動物の飼育がストップしてしましました。特に飼育委員会のみんなは、とても悲しんでいました。残念がっている飼育委員会のために市内や近隣の市町に電話をかけてウサギをさがしました。ようやく瀬戸市の小学校から3匹のウサギをいただけることになりました。ウサギをもらう前にこれまでの飼育環境を見直して整備することにしました。創立から100年をこえる校庭には、いたるところにケヤキやトチの巨木が繁っていて日当たりも悪く、飼育小屋の床はコンクリートでできているので飼育動物にとってあまり環境が良いとはいえませんでした。そこで、日曜大工の好きな先生がケヤキの巨木のまわりに柵を作ってウサギたちが遊べるようにしました。柵は6年生の卒業前の奉仕作業で白く塗ってくれました。
 もらわれてきた3匹のウサギはきれいでとてもおとなしくてすぐに子どもたちの人気者になりました。生活科の授業でも大活躍しました。今でも始業前に飼育委員が柵の中にウサギを移動すると低学年の子どもたちが見に来たり、順番に並んでウサギを抱いたりしています。学校としても獣医さんにときどき診てもらい「おしりがとてもきれいで健康です。」とほめていただいています。
 先日の新聞記事によれば、命の大切さを教えるために学校動物をきちんと飼育することが大事だそうです。特に4年生ぐらいまでに動物に接することが必要とのこと。東京の小学校でヤギを飼育していて子ヤギが生まれたことが話題になり、物語になるそうです。道徳教育のために学校動物の適切な飼育が大事です。本校でも児童がしっかり世話をし、先生方できちんと管理をして長生きさせたいと思います。