【豊川市立東部小】思いやりの心を大切にする取り組み
- 公開日
- 2015/03/02
- 更新日
- 2015/03/02
心の教育推進活動(モラルBOX掲載用)
本校では、12月8日(月)、校区にお住いの元小学校長で学校運営協議会委員の酒井斌至先生を講師としてお迎えして、3年生以上の児童を対象に人権講話を実施しました。
酒井先生は、講話の中で、人が生きていくうえで守っていく大切なことは、『恕』(自分を思うのと同じように相手を思いやること)であることを、先生の旅の経験とからめて話してくださいました。
山口県長門市仙崎(江戸時代、捕鯨基地で栄えた港町)を旅した先生が知った、地元の方の温かい思いやりの心についての話です。当時の漁民たちは、捕獲した鯨を人と同じように法名を付け、位牌をつくり、過去帳に記載して弔っていた。この町で生まれ育った金子みずずの詩にも、相手を思いやる心を表した詩が多いことを紹介してくださいました。銛の模型や絵などを使った話に、子どもたちはぐんぐん引き込まれていました。
また、本校では、年間通して「思いやりカード」を活用して感謝の気持ちを伝える活動を行っています。友達に助けてもらったり親切にしてもらったりした時、カードに書いて相手に渡します。また、異学年のペアと活動した後にも、カードに書いて交換をしています。これらを読んでニコッとしながら、各自のカードケースに入れる姿がとても気持ちがよいです。