【小牧市立三ツ渕小】ハッピートークトレーニング
- 公開日
- 2015/03/09
- 更新日
- 2015/03/09
心の教育推進活動(モラルBOX掲載用)
12月4日(木)に、池上晴美先生を講師にお迎えし、「『ハッピートークトレーニング』〜プラスのことばで脳と体を元気にしよう!〜」というテーマで6年生の児童が授業を行いました。
私たちは、普段、話すことで自分の考えや思いを伝えています。しかし、話すことが苦手だったり、気づかないうちに相手を傷つけてしまったりする児童もいます。そこで、「上手にコミュニケーションを図る方法を、具体的に体験し、だれとでも円滑な人間関係を築くことができるようになろう。」というねらいで、授業に取り組みました。
まず、【ハッピートークとは】ということを考えました。先生の「ことばはナイフと一緒。そのぐらい、ことばは大切なもの。」という言葉に、子どもたちは真剣に聞き入っていました。
「脳の中にはBOXがあって、引き出しのように分かれている。一番上の引き出しには、よく使う言葉が入っており、下の方の引き出しには、あまり使わない言葉が入っている。よい言葉を上の引き出しに入れておけば、すぐに使うことができる。自分が話した言葉は自分の耳から入り、身体中にまわるので、嫌な言葉を減らし、楽しい言葉を増やすことは、相手のためはもちろん、自分自身のためにもなる。」というお話でした。わかりやすいお話に、子どもたちのイメージは膨らんだようです。
次に、【すきなことばを書いてみよう】で、自分がいいな、うれしいなと思う言葉をできるだけたくさん書き出してみるということに取り組みました。子どもたちからは、『ありがとう』『サンキュー』『がんばってるね』『すごいね』『気にしないで』『やるね』など、たくさんの言葉が出てきました。
その後、リズムに合わせて、自分の好きな言葉を言っていく【ことば送りゲーム】を行いました。楽しい雰囲気の中、プラスの言葉をたくさん使うという体験を通して、自然に笑顔が生まれていました。
池崎先生からは、『毎日、いいことばを探していこう。楽しいことを探していこう。よい言葉のパワーは、気持ちを幸せにしてくれる。家族、友達、先生など、周りの人と【ハッピートーク】を続けていこう。』というメッセージをいただきました。
子どもたちからは、「よい言葉、楽しい言葉をたくさん使っていきたい。」「相手だけじゃなく、自分にとってもよい言葉を使った方がよいということがわかった。」などの声が聞かれました。今後も、言葉を大切にし、人とのかかわりを豊かにできる児童を育成していきたいと考えています。