【豊田市立梅坪小】子供たちが自ら作った、情報モラルに関する劇を学芸会で発表!
- 公開日
- 2015/06/08
- 更新日
- 2015/06/08
情報モラル教育実践(モラルBOX掲載用)
昨年度、学芸会で5年生が取り組んだのが「情報モラル」に関する劇です。この劇、実は5年生が自分たちで作った劇なんです。
学芸会の演目を決める際「学芸会は何を発表しよう?」と教師が子供たちに投げかけました。子供たちが日常過ごす中で問題にしていることを話し合い、出てきた意見が「携帯電話の使い方」「インターネットの使い方」などでした。
各クラスで話し合いを重ね、「つなぐ〜本当に大切なもの」という劇ができました。このタイトルには、「本当に大切なものとは、人と人とのつながり」ということを伝えたいという子供たちの思いを込めました。
「携帯メールの使い方」「インターネット上の情報の正しい取り扱い」「ダウンロード、アップロードのルール」「携帯依存症」など様々な「情報モラル」の問題を取り上げながら、「携帯電話を使ってはいけない」ということを訴えるのではなく「携帯電話という道具に振り回され、相手の心が見えなくなってしまうこと」の恐ろしさを訴えました。
主人公は子供たちで、学芸会に向けてみんなで心を一つに取り組んでいく中で、携帯電話やインターネットに翻弄されずに、相手の心を大切にしていくということを学んでいきました。
子供たちから生まれたこの劇は、リアリティのあるものとなり、学芸会で大成功を収めました。
今、社会で問題とされている情報モラルに対して、子どもたちは学芸会という行事を通して、主体的にそして協力的に取り組みました。その中で人と人とのつながりについての学びを、演技づくりを通して深めることができました。