モラルBOX日記

【豊田市立明和小】「にこきらはあと」をいっぱいにしよう!

公開日
2015/07/01
更新日
2015/07/01

心の教育推進活動(モラルBOX掲載用)

 本校の1・2年生は、周りの人に温かな心で、親切に接する心を育む活動で、「にこきらはあと」というシンボルを用いています。子どもたちに「にこきらはあと」のシンボルに親しみをもってもらい、友達や周りの人との接し方について、常に意識してほしいと考えました。この「にこきらはあと」を主に道徳の時間で活用しています。6月の初旬に行った「はしのうえのおおかみ」では、一本橋で出会った自分より弱いうさぎを追い返していたおおかみが、同じような状況でくまに抱きかかえられて通してもらった場面や、再びうさぎに出会った時に抱きかかえて通してあげた場面に用い、「にこきらはあと」の大きさでおおかみの相手を思う気持ちを表しました。また、6月の下旬に行った、「『にこきらはあと』をとどけよう」では、資料をもとに身近で考えられる「にこきらはあと」を感じる出来事について話し合いました。そして、「自分が周りの人にできる『にこきらはあと』はないかな」と投げかけて子どもたちに考えさせました。このとき、「おかあさんのために、おこめとぎをしてあげたい」と言っていたA児は、その後、実際に家庭でおこめとぎに取り組みました。そして、「うちでおこめとぎをしたら、かぞくに『ありがとう』といってもらえて、うれしくて『にこきらはあと』になったよ。」という感想をもつことができました。周りの人を「にこきらはあと」にしてあげることが、自分の気持ちも「にこきらはあと」になることを実体験できたようです。これからも、この「にこきらはあと」をさらに日常的にも活用し、子どもたちが周りの人に温かな気持ちで接しようとする態度を育てていきたいと思います。

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