【豊橋市立花田小】ネットトラブルをふせぐには
- 公開日
- 2015/07/08
- 更新日
- 2015/07/08
情報モラル教育実践(モラルBOX掲載用)
LINEやメール,スマホを利用している中学生が,悪口やいじめなどが起きないようにするために,自分たちでルールを考えて守っていこうという内容の情報モラル教材のDVDを小学校4年生33名が視聴し,近い将来自分たちがLINEやメール,スマホを扱うことになったとき,どうしていくべきかを学級全体で話し合いました。
本学級の子どもたちの現在の状況は,メールを利用したことがある子どもが11人,携帯電話(子ども携帯を含む)やスマホを持っている子どもが15人,LINEを利用したことがある子どもが4人でした。小学校4年生ということもあり,まだまだメールやスマホに触れる機会が少ないという印象を受けました。ただ,子どもたち自身も,自分たちがいずれメールやスマホを利用していくだろうという気持ちを持っており,情報機器との正しい関わり方について真剣に話し合おうとしていました。
まずは,メールを利用することの「良いこと」は何かということを話し合いました。子どもたちからは「いつでも友達と会話することができる」や,「離れていても家族や友だちとつながっている」などの意見が出ました。一方で,メールを利用することの「悪いこと」では,「悪口を書かれる」や,「無視される」といった意見が出ました。
次に,メールを上手に利用するために,DVDの中学生と同じように自分たちでルールを考えてみました。子どもたちからは「メールで悪口は書かない」「夜遅くまではやらない」「困ったことがあったら大人に相談する」といった,具体的なルールが出てきました。
今はまだ学級の半分程度の子どもしか,メールやスマホと関わってはいませんが,いずれほとんどの子どもが,様々な情報機器と関わります。今回の授業で,自分たちで考え話し合った経験を生かして,情報機器と上手に関わっていってほしいです。