モラルBOX日記

【豊明市教育委員会】道徳科授業研修

公開日
2025/12/10
更新日
2025/12/10

道徳科の授業実践(モラルBOX掲載用)




















 豊明市では、豊明市・東郷町・日進市・長久手市の4市町合同で、毎年8月に初任者研修を行っています。この研修は、初任者の力量向上を目的としており、今年度は、8月22日(金)に道徳科の研修を行いました。この研修では、大学の先生を講師としてお招きして、「道徳授業づくりの基礎・基本」というテーマで、研修を行って頂きました。具体的な教材と「授業づくりアイデアシート」を使って、実際に道徳科の授業づくりを進めながら、講師の先生から、道徳科における大切なポイントを丁寧に教えて頂きました。また、日常の中で、ポスター、チラシ、新聞記事などを使って子どもの心を育てる「小さな道徳授業」という「明日から教室で取り組んでみよう」と思える実践を紹介して頂き、初任者の先生方はやる気に満ちあふれていました。 



【参加者の感想】



 道徳では、「教材ならではのねらい」「思考を刺激する発問」「教材に興味をもたせる」「身近な問題として意識付ける」の四点が大事になると学びました。特に教材ならではのねらいを決めるとき、テーマは同じでも見方が違うことがあると聞き、一つ一つねらいを明確に決める必要があると感じました。また、道徳の時間だけではなく、朝の少しの時間での小さな道徳授業を行うのも、価値観を深める機会につながるのだと学びました。小さな道徳の授業では、最後に考えをまとめたりするのではなく、生徒の中でどうすればいいのだろうと考えることを目的とすることを知りました。生徒たちに伝えるには、まずは教師が価値観を深める必要があるため、扱う教材を読み取り、新たな認識、深い認識をもって道徳の授業をしていかなくてはならないと感じました。