【愛西市教育委員会】絆を大切にする学校づくり
- 公開日
- 2024/11/22
- 更新日
- 2024/11/22
心の教育推進活動(モラルBOX掲載用)
愛西市教育委員会では、愛西市教育大綱で「人と人との絆(きずな)を大切にすること、多様性を尊重すること」を理念に、子供たちが「主体的に学ぶ」姿を目指しています。
この目標の達成にむけて、永和小学校では、「絆(きずな)を大切にする学校づくり」に力を入れ、人とのかかわりから学ぶ力、自ら課題を見つけて主体的に解決する力の育成を図っています。
これらの力を育むために長年続く行事があります。川を挟んで隣接する永和中学校との合同運動会です。今年も、夏休みが終わると、4~6年生の表現の伝統である「ロックソーラン」の練習が始まりました。
4年生の中には、低学年から憧れていたロックソーランが踊れることを心待ちにしていた子もいるようです。そんな4年生に踊りを教えるのは6年生です。はじめは、動画と6年生による実演で少しずつ踊りを伝えていきます。拍を数えたり、「かかとをつけたまま回して・・・。」と説明しながら動きを見せたりと、いろいろな工夫をしながら、4年生が踊りやすくなるように教え進めます。徐々に全員で動画を見ながら一緒に踊ります。6年生が練習の仕方を工夫し、見本になってやさしく教えたので4年生も堂々とした踊りができるようになりました。
運動会当日は「ソーラン!!ソーラン!!」「ハイ!!ハイ!!」4年生も声を出して踊りを盛り上げ、5・6年生もそれに応えて声を出し3学年が一体となった迫力のあるロックソーランを披露しました。
保護者や中学生も、かつて小学生の時に踊ったソーランを見て、一緒に手を動かし、会場全体が一体になりました。先輩から後輩へ、相手の気持ちを考え、心を一つに絆(きずな)を強める姿が永和小学校の伝統となっています。