【春日井市立知多中】話し方に気をつけて人間関係のトラブルをふせごう
- 公開日
- 2015/08/12
- 更新日
- 2015/08/12
心の教育推進活動(モラルBOX掲載用)
本校では、全校生徒を対象に「コミュニケーション」をテーマとし、学校保健委員会を行いました。
事前のアンケートの結果から『言葉づかいに気をつけている人は、イライラしたりケンカをしたり、友人関係に悩むことが少ない』という結果が出ました。そこで、どのような話し方がトラブルの原因になるのか、保健委員がアンケートをもとに写真劇を作りました。
『お前はいつもそうだ』『そんなこともできないの』など、相手に反発心を抱かせてしまう「あなたメッセージ」や、すれ違いを生みやすい『少し』『あとで』などの「あいまい表現」について、映像や具体例を提示することで興味深く聞くことができていました。
また、1人が絵の内容を説明し、1人が聞いた内容をもとに絵を描くという「ブラインドスケッチ」という実験を教師が実施し、その映像も生徒に見せました。同じ見本の絵でも、説明の仕方が全く違ったり、描く人によって全く違う絵が出来上がることに生徒たちからは驚きの声が上がっていました。
最後に、自分の気持ちをうまく伝えるための「わたしメッセージ」の使い方を紹介し、会を締めくくりました。
感想では『人とうまく付き合える人は、きつい言い方をしないなど、言葉に気を付けているとわかりました。自分も少しでも変われるようにがんばりたいです。』『主語が相手か自分かで、こんなに言い方も受け取り方も変わることにとても驚きました。』『部活の後輩ができたら「わたしメッセージ」で優しく教えてあげたい。』など、相手を思いやったコミュニケーションについて考えることができていました。
また、アイデアを出し合ったりアドバイスをし合ったり練習しあったりと、保健委員会の生徒にとってもコミュニケーション能力を高める良い機会となりました。