モラルBOX日記

【一宮市立丹陽中】ケイタイ・スマホを正しく使おう

公開日
2016/02/22
更新日
2016/02/22

情報モラル教育実践(モラルBOX掲載用)

 本校では、1月に1・2年生において、総合的な学習の時間を利用して、情報モラル教育の授業を行いました。2年生では、「アドレス帳はだれのもの」というDVDを視聴し、個人情報の管理について学習しました。携帯・スマートフォンには、個人の名前や電話番号の他にも様々な情報を保存することができます。生徒の中には、ときにその中の情報は自分のものだと考えて、安易に扱ってしまうものもいます。この授業で、生徒は友達の住所や写真などを勝手に他の誰かに送ってはいけないこと、また、そのような行為が、時に大きなトラブルになるということを学びました。
 1年生では、「やめられないスマホ・ゲーム」というDVDを見ながら、スマートフォンを使用する際のルール作りについて考えました。事前アンケートで、あるクラスではおよそ3割の生徒がスマートフォンを夜遅くまで使い続けた経験があると答えています。また、休日に一日中スマートフォンを使って、ラインをしたり、動画を見たりして過ごしている生徒もいます。今回の授業を通して、スマホ依存症にならないためにどうしたらよいのか、その対策について考えることができました。生徒からは「使用時間を決めて、時間になったら親に預ける」「親のいる前だけで使用する」「自分の部屋に持ち込まない」などの意見が出されました。
 携帯・スマートフォンについては、チェーンメールや不適切な書き込み、違法なダウンロードなど、生徒が学ぶべき内容がまだたくさんあります。今後も、生徒が正しく、かつ安全に活用していけるよう、各学年において情報モラル教育を継続していく予定です。