モラルBOX日記

【小牧市立三ツ渕小】まずは教員の研修から

公開日
2016/03/08
更新日
2016/03/08

情報モラル教育実践(モラルBOX掲載用)

 本校の高学年(5・6年生)に調査を行うと、6割が携帯電話を所有していることが分かりました。キッズ携帯など制限が設けられていますが、約3割の児童がSNSなどを利用できる携帯電話を所有しています。
 インターネットやスマートフォンの活用は、生活をする上でとても便利です。しかし、使い方を間違えると大きな問題が発生してしまうため、危険と隣り合わせであることも児童に伝える必要があります。そこで、基本的な道徳心と規範意識の育成、学校全体で情報モラル教育に取り組む体制を強化するため、教員に「情報モラル校内研修」を行いました。
 3〜4人のグループになり、情報モラルに関するトラブルの事例の解決方法を話し合い、模造紙に書いて、発表し合いました。研修を終えた教師の感想を、幾つか紹介します。
○単純にインターネットやスマートフォンを禁止するというのではなく、うまく活用する方法を考えさせる教育が必要である。
○確実に身近な問題となりつつあるインターネットやスマートフォンでトラブルが起こることを、学校や家庭、子ども同士が理解することが大切だと感じた。
○ネットなどの問題に発展していくのは、情報モラル教育だけでなく、ふだんの人間関係づくりが大切だと感じた。
 今後も情報モラル教育による教師同士の共通理解を図り、インターネットやスマートフォンの利用は、便利である反面、使い方を間違えると危険であることを児童だけでなく保護者にも伝えていきたいと思います。