【西尾市立萩原小学校】児童会が熊本地震募金活動に取り組みました
- 公開日
- 2016/06/10
- 更新日
- 2016/06/10
ちょっといい話
4月19日(火)の給食時に、「児童会からお願いがあります。明日から熊本地震の募金活動を始めるので、全校の皆さん、ご協力ください。」という放送が耳に飛び込んできました。4月14日(木)の熊本地震から5日後のことです。その間に土曜・日曜の休日も挟まっているので、実質的に金曜日と月曜日の2日で決まったことになります。あまりにも早い対応に驚くと同時に、(ははん、これは児童会担当の先生が提案したのだな)と内心思いました。
そこで、募金活動をしている児童会の児童に、
「この活動をやろうというのは、先生から言われたの?」
と質問をしてみました。すると、
「違うよ!児童会長が初めに言って、僕たちでやろうと決めたんだよ。」
と、間髪を入れずに返事が返ってきました。私は、思わず、
「えっ、そうなの?」
とつぶやきました。また、募金箱にお金を入れた児童からは、
「少しでも役に立てばと思って、ぼくのお小遣いでお金を出したんだよ。」
と、誇らしげな言葉が返ってきました。
今回の活動を通して、困っている人の役に立ちたいとすすんで行動する児童がいて、その児童の思いを躊躇(ちゅうちょ)することなくバックアップする児童や教師がいるということに改めて気づかされました。そして、そんな本校の一員であることを誇らしく思いました。