【愛西市立八輪小】ネットワーク社会を生きるための情報モラル
- 公開日
- 2016/06/29
- 更新日
- 2016/06/29
情報モラル教育実践(モラルBOX掲載用)
八輪小学校は、全校児童116名の小規模校です。本校のある愛西市では、「平成27年度学力充実プラン推進事業」の一つとして『スマホ・ゲーム・テレビ独立宣言』に取り組んできました。本校では、児童会の執行部が中心となって一斉下校のときに「スマートフォンやテレビ・ゲームのやりすぎや見すぎに注意しましょう」と呼びかけを行っています。また、児童会が集めた標語を掲示板や昇降口に掲示したり、児童会だよりを通して呼びかけたりして、意識を高めるように取り組んでいます。
本校でも、スマートフォンやパソコン等を使って、メールやチャット等のSNSを活用した経験のある児童が多数います。多くの情報があふれる社会を生きる子どもたちにとって、情報機器を安全に使うことは大切な力となります。そこで、5・6年を対象にしてメールの仕組みやその特性についての学習を行いました。
はじめに、メールの便利なところや心配なところを児童の経験や知識をもとに発表させながら、学習を進めました。次に、PC室の中だけでクラスの友達との間でメールの送受信の操作を体験させました。その中で、実際に教師が用意したチェーンメールの受信体験をさせることを通して、受け取ったときの正しい対処方法を学びました。
授業の後の児童の感想として、「メールは自分の気持ちが伝わるように書くことが大切だとわかった」「メールは便利だけど、危険なこともあることがわかりました」「将来、ぼくはメールをすると思うけど、正しく使いたい」等が聞かれました。今後も、機会を捉えインターネットやメール、LINE等の正しい情報発信やモラルについて知らせていきたいと思います。