モラルBOX日記

【あま市立甚目寺西小】 認め、高め合うペア学年活動

公開日
2016/08/01
更新日
2016/08/01

心の教育推進活動(モラルBOX掲載用)

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 本校では、子どもたちが互いを認め、高め合っていくことを願ってペア学年活動に取り組んでいます。1年生と6年生、2年生と4年生、3年生と5年生をペア学年として、給食や清掃、休み時間の遊びなど、日常生活の様々な場面で、ルールやマナーを教えていくようにしています。相手の優しさに触れ、互いを気遣い合うことの大切さに気付くだけでなく、上級生は下級生の模範となろうと自らの規範意識を高め、下級生は上級生の温かさに触れながら、ルールやマナーを守って生活することの大切を学んでいます。
 
 始業式の翌日から早速ペア学年清掃に取り組み始めました。1年生の教室では、6年生が1年生の手を取りながら、ほうきの使い方を優しく教え、体育館では、5年生が3年生のペースに合わせて楽しそうに雑巾がけをする姿が見られ、心がぽかぽかと温かくなりました。

 月の半ばと月末には活動を振り返る場を設定し、反省を翌日からの清掃に生かすようにしています。上級生からは反省とともに、下級生のがんばりを認めた声が、下級生からは上級生の優しさに感謝する声が数多く聞かれました。その後、上級生が読み聞かせをしたり、休み時間に一緒に遊んだりと交流の機会を積み重ねる中で、廊下で会ったときに、自然に笑顔で会話をする姿を目にする機会が増えてきました。今後もペア学年活動を中心に据えた教育活動を推し進め、認め合い高め合う子どもたちを育てていきたいと考えています。