モラルBOX日記

【安城市立安城北中】いのちについて考える取組

公開日
2016/10/21
更新日
2016/10/21

心の教育推進活動(モラルBOX掲載用)

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 10月8日(土)に授業参観、PTA教育講演会が行われました。本校では毎年全校一斉に道徳の授業を行い、今年度は「いのちの授業」として、どの学級も生命尊重をテーマとした道徳授業を行いました。
 その後、体育館にてPTA教育講演会が行われました。講師に佐藤逸代さんをお招きし「『尊きいのち』みつめて、交通事故被害者遺族の思い」と題して御講演をいただきました。交通事故によって娘を失った母親の言葉はとても深く、重く心に響きました。

≪生徒の感想より≫
・私は家族が亡くなってしまった悲しみが佐藤さんの話と涙からよく伝わった。私も小学生の頃、おばあちゃんを亡くしてしまって、やはり後悔があったから、その気持ちが少し分かった。交通事故というのは本当にあっという間なんだと話を聞いて分かった。一人の軽い考えが一人のたった一つのいのちを奪ってしまうことから、私は危険はいつもすぐそばにあることを頭に入れ、ルールを守っていきたい。
・私はすごく自分のことが嫌いでした。勉強も運動も才能がない自分は他の子とは違うんだと日々感じていました。でも今日の講演を聴いて気付きました。私は誰かに必要とされているんだなと思いました。自殺などのニュースがあるたびに「絶対にそんなことしないでね」とお母さんが言っていたことを思い出しました。そのときは「しないよ」と言って済ませていましたが、それには深い意味があったことを今知りました。

 生徒それぞれがいのちについて向き合い、いのちの大切さについて改めて考えるよい機会となりました。今後も道徳授業だけでなく、様々な場面でいのちについて考える取組を行い、自他のいのちについて尊重できる生徒を育成していきます。