モラルBOX日記

【豊川市立長沢小】情報泥棒にならないために

公開日
2017/01/13
更新日
2017/01/13

情報モラル教育実践(モラルBOX掲載用)

 最近の子どもたちは、社会科や理科などの調べ学習で、本だけでなくネットを利用することがあります。ネットで調べることによって、より多くの情報や知識を得ることが期待できます。しかし、ネットで得た情報や知識を自分が見つけたことのように書いてしまうことや簡単に写真を取り込んで活用することが、著作権や肖像権の侵害になるということに気付いていない子どももいます。
 そこで、本校6年生は、ネットで得た情報や知識を自分の学習に取り入れるときに気を付けなくてはいけないことについて、総合的な学習の時間に話し合いました。
 授業では「自分のアイデアや考えを他人が無断で使い、賞をとったり表彰されたりしていたらどうだろう」ということを考え、子どもたちは、「いやな気持になる」や「努力が無駄になってしまう」という意見が出された。また、「これから先、インターネットからの情報をどのようなことに注意して扱っていけばよいのか」ということについては「ネットの情報を勝手に使わない」「転載したときは、どこから持ってきたのかを明記する」という意見が出ました。
 この学習を通して「調べ学習をする時のインターネットの使い方に、気を付けなければ迷惑がかかることが分かった」という子どもの声が多く聞かれました。個人が撮った写真や書いた文章は、他人が勝手に使ってはいけないことや使うときには許可が必要となることなど、インターネットからの情報や知識を利用する際に守らなければいけない情報モラルについて学ぶことができました。