モラルBOX日記

【蒲郡市立蒲郡北部小】『互いに認め合い,分かり合おう』

公開日
2017/03/24
更新日
2017/03/24

ちょっといい話

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 6年生で授業研究を行いました。主題名を「互いに認め合い、分かり合おう(寛容・謙虚)」とし、 自分と異なった意見を受け止める主人公の心情理解を通して、謙虚な心をもち、自分と異なる意見や立場を大切にしようとする道徳的心情を育てることをねらいとして取り組みました。
 資料「ブランコ乗りとピエロ」には、新しくサーカス団の一員として入ってきたブランコ乗りのサムにいつも腹を立てていたピエロが変容していく様子が描かれています。話合いを進める中で、サムを認め、次第に許していくピエロの気持ちに気付いていくことができました。
 授業の終末に自分自身を振り返る時間を設けました。子どもたちからは「私もいろいろな考えを認め、いろんな立場で考えられるようになりたい」という意見が出されました。
 授業実践後、「相手を受け入れる寛容さ」や、「謙虚」な態度が少しずつ見られるようになってきました。道徳以外の場面でも多様な考えを認め合える場面が増えてきたと感じます。授業での友達の頑張りを認め合ったり、意見が分かれた時に相手のことを考えてお互いを分かり合おうとしたりする姿が見られました。
 様々な友達と共に、よりよい生活を築いていくためには、自分の意見だけにこだわることなく、相手の意見を受け入れる寛容な心が必要です。今後も授業や日常の取組を通じて児童の心を育てていきたいです。