【北名古屋市立師勝西小学校】挑戦し続ける心
- 公開日
- 2017/05/12
- 更新日
- 2017/05/12
心の教育推進活動(モラルBOX掲載用)
先日引退を発表したフィギュアスケートの浅田真央選手を取り上げて、5年生は公開授業を行いました。浅田選手は、金メダルが期待されたソチオリンピックのショートプログラムで失敗し、まさかの16位というメダルを狙うには大変厳しい順位になりました。続くフリーの演技で失敗する可能性があるトリプルアクセルを跳ぶか否かについて、自分ならどうするか子どもたちに考えさせました。「ここであきらめたら後悔する」「今の精一杯の力を出したい」という考えが出る一方、「これ以上失敗したくない」「確実な演技で少しでも順位を上げたい」という考えも出ました。その後、トリプルアクセルを跳び、フリーの演技を成功させ、涙を流す浅田選手の動画を見て、その涙の理由について全員で考えました。子どもたちは「あきらめないこと」「チャレンジすること」「頑張って続けること」の貴さを感じ、その思いを共有することができました。
結果にかかわらず、子どもたちが「あきらめなくて良かった」「挑戦し続けて良かった」と思える場面が増えていくように、授業や日常の取組で、子どもたちの心を育んでいきたいと思います。