【あま市立甚目寺東小学校】図書委員会による読み聞かせ
- 公開日
- 2018/01/23
- 更新日
- 2018/01/23
心の教育推進活動(モラルBOX掲載用)
本校では毎年、12月の人権週間に合わせて「あい・あい・あい集会」という集会を行っています。「あい・あい・あい」というのは、「認め合い」「助け合い」「励まし合い」の略です。今年度は、テーマを「認め合い 〜つなげよう 広めよう〜」とし、お互い支え合って生活していることを確認し合い、周囲の人に気持ちを伝え、更に自分から関わりをもち、支え合っていこうという気持ちを高めることをねらって行いました。
集会の中では毎年、そのねらいに沿った本の読み聞かせが図書委員会によって行われています。今年度は、マーガレット・ワイズ・ブラウンの「たいせつなこと」をスクリーンに映しながら、図書委員全員で分担をして読んでいきました。練習の成果もあって、少し緊張感のある雰囲気の中でも間違えることなく読み進めることができ、全校児童が静かに耳を傾けていました。
児童にも最後の「あなたにとってたいせつなのは あなたがあなたであること」という一文が伝わったようで、感想には「物に大切な役割があるように、人にも大切な役割があるんだと思いました。その一人一人、ちがう役割があることで、一つのクラスができるんだなと思いました。」など、それぞれ違う他者のよいところを認めようとするものが多く見られました。来年度はどのような本の読み聞かせが行われるのか、今から楽しみです。