モラルBOX日記

【高浜市立翼小学校】 3年生の情報モラル教育実戦

公開日
2018/01/29
更新日
2018/01/29

情報モラル教育実践(モラルBOX掲載用)

 本校の3年生で、情報モラルの授業をしました。パソコンやスマートフォンでどんなことができるかを尋ねてみると、分からないことがすぐに調べられることやメール、写真、ゲームができることなどの意見が出ました。自分専用のスマートフォンを持っている児童もいました。本授業を通して、個人情報入力やインターネットの情報に潜む危険性を理解し、情報機器を上手に使えるようになってほしいと願って実践しました。
 主人公が友達と一緒に家のパソコンを使い、たまたま見たゲームソフトのサイトに名前と住所を入力してしまい、後日、主人公あてにゲームソフトの広告が届き、母親に事情を聞かれるという教材を使用しました。広告が届いたときの主人公の気持ちを考え、どのようにしたらよかったのかを話し合いました。「名前や住所を入力しなければよかった」「お母さんとのパソコンを使うときの約束をちゃんと守ればよかった」など、意見が出ました。
 この学習を通して、「パソコンを使うときがきたら、よいことと、悪いことをきちんと分けたい。お家の人と一緒に使えば、安心してできるから、お家の人と一緒に使いたい」「これからパソコンやスマホを持つときは、気をつけて慎重に扱いたいと考えました」「将来、自分でスマホを持つから、自分でよいか悪いかを判断できるようにしたいです」と、これからの自分について考えることができました。
 児童が大人になる頃には、情報機器は更に発達しているでしょう。児童が正しい判断で利用できるよう、更に意識を高める取組を実践していきたいです。