モラルBOX日記

【豊田市立小渡小学校】 キラリ活動を通して

公開日
2018/03/06
更新日
2018/03/06

心の教育推進活動(モラルBOX掲載用)

 本校では、本年度より「自己肯定感を高める」ことを目的として、「キラリ活動」を行っています。「キラリ活動」とは、児童会が自主的に取り組む活動で児童同士がお互いを認め合う活動です。各教室に置いてあるキラリカードに自分が見付けた友達のよいところやがんばっていることを書き、廊下のキラリポストに投かんします。投かんされたカードを全校朝会やお昼の放送で児童会が発表します。また、提出されたカードは、校内の掲示板に掲示され、全校朝会でよいことを書いてもらった子が表彰され、先生にも渡されます。
 キラリカードには、清掃活動や体力作り活動などの縦割り班で行っている活動が、よく取り上げられます。低学年が高学年に向けた「ほうきのはき方を教えてくれてありがとう」「大繩の跳び方を教えてくれてありがとう」などの言葉が放送で読み上げられると、書いてもらった子や周りの子たちが笑顔になります。そのため縦割り班の活動の中で下級生にやさしく指導する上級生が増え、上級生と楽しそうに話す下級生も増えてきました。また、子供たちは、教室の中でも友達のよいところをカードに書くために友達の行動をよく見るようになり、1日に2枚3枚とカードを書く子も出てきました。子供同士が深く関わるようになり、仲が更によくなってきています。表彰されたときには、うれしそうにカードと賞状を受け取り、もらったカードを教室で一枚一枚読んでいます。
 「キラリ活動」を通して、子供たちがお互いのよさを認め合うことによって、自信をもてよい行動ができるようになってきました。また、学級の帰りの会の中の「一日の反省」においても、4月頃は、友達の気になるところを口にすることが気になっていましたが、今は、友達のよいところを口にすることが多く、和やかな雰囲気で一日の生活を終えることが多くなってきています。