モラルBOX日記

【一宮市立木曽川東小学校】 互いの個性を認め合う人間関係を

公開日
2018/09/10
更新日
2018/09/10

心の教育推進活動(モラルBOX掲載用)

 木曽川東小学校では、1学期と2学期に人権教育の取組を行っています。あらゆる教育活動を通して、相手の気持ちを思いやり、いじめや偏見がなく、互いの個性を認め合う人間関係を育てることをねらいとしています。
 各学年、「相手を思いやる心」「いじめについて」「障害者に対して」など、成長に合った映像を見せ、班ごとに話し合い、発表し合うことで人権についての理解を深めています。
 今年度も、特に3年生と6年生を対象に、講師を招き、出前授業をしていただきました。3年生は一宮人権擁護委員を招き、「人権教室」を行いました。いじめは絶対やってはいけないことを、講話と紙芝居や詩・歌を通して学ぶことができました。6年生は愛知県弁護士会子どもの権利委員会の方を招き、いじめの4構造である、いじめる人・いじめられる人、はやしたてるなど参加する人・静観する人について、それぞれどのように行動すればよいか考える授業を行いました。考えるだけではなく、自分の気持ちや行動について文に書き表し、自分の意見を伝え、他人の意見を聞くことで、更に深めることができました。
 児童からは「自分たちが意識すれば、いじめをなくすことができると思った」「それぞれの立場になって考えることで、具体的にどのように行動すればよいかわかった」などの感想がありました。
 今後も、人権について考える場を設け、子供たちの互いに思いやる心を育んでいきたいと思います。