【みよし市立中部小学校】心の健康〜お互いを大切にするコミュニケーション〜
- 公開日
- 2018/10/03
- 更新日
- 2018/10/03
心の教育推進活動(モラルBOX掲載用)
5年生と保護者を対象に学校保健委員会を開催しました。あいち健康プラザから講師をお招きして、「心の健康〜お互いを大切にするコミュニケーション〜」というテーマで行いました。リフレーミングやコミュニケーショントレーニングを通して、自分の意見を伝えることの大切さ、相手の状況や思いを考え、しっかり聴くことの大切さを知ることで、自他を大切にしたコミュニケーション能力の育成を図りました。
最初に、感情のコントロールについて学習しました。かっと頭にきたときには、「6秒まつ」「呪文をとなえる」「その場をはなれる」「気持ちをはき出す」「深呼吸をする」の五つの対処方法やリラックス方法を知り、感情のコントロールをすることで、自分のもっている力が十分に発揮できることも知りました。
次に、男女4〜5人のグループに分かれ、伝える・聞く練習をしました。「どっちどっちゲーム」は、お題に対する意見と理由を言います。気持ちを伝えるときは、分かりやすく、「いつ」「どこで」「だれが」「何を」「どのように」を意識し、「ぼく・わたし」が主語となる言葉を使うようにしました。聞く側は、「相手の顔を見る」「うなずく」「あいづちをうつ」を意識しました。「あそびに行くなら“山” “海”?」「つかうなら“どこでもドア” “タイムマシン”?」など楽しくゲームに参加しました。ゲームに参加し、伝えることは楽しい、人の意見を聞くことは大切、人それぞれいろいろな意見があることを感じることができました。
<子供たちの感想>
・感情をコントロールするのは、むずかしかった。だけど、これをやって弟とのけんかが減ったから、これからも努力していこうと思う。
・家に帰ったら、学校であったことを親にくわしく話して、相手に伝える練習をしたいと思いました。
・友達のよいところを1日一つ見つけて、相手に伝えてみたいと思います。
・話を聞くときは、相手の表情を見るようにします。
<保護者の感想>
・これからは6秒おいて、自分を冷静に保ってから「私は〜なので悲しい」と子供にI(アイ)メッセージで伝えていこうと思いました。
・人とのコミュニケーションの大切さ、感情をコントロールする大切さがよく分かりました。
・友達のことを考えるよいきっかけになったと思います。将来、教えていただいたことを思い出し、ストレスと上手に付き合っていけるようになるとよいと思います。