【南知多町立師崎小学校】福祉実践教室の取組
- 公開日
- 2018/12/04
- 更新日
- 2018/12/04
心の教育推進活動(モラルBOX掲載用)
本校では、福祉教育の一環として、4年生の総合的な学習の時間において、障がいのある方と触れ合う体験活動を通して、立場の違う人の気持ちや自分にできることを考えさせる学習活動を行っています。
本年度も障がいのある方を講師に招き、2回にわたり「手話」「ガイドヘルプ」に関する「福祉実践教室」を行いました。児童は、事前学習として、聴覚や視覚障がいの方に対して、コミュニケーションをとる方法や、その留意点などを調べました。
「手話」の実践教室当日は、講師の方の聴覚障がいになったきっかけや日頃から感じていること、簡単な手話の説明などをしていただき、児童も真剣な表情でお話を聞いたり、手話を行ったりしていました。また、講師の方が考えてきた「ゼスチャーゲーム」や児童の考えた「ボール送りゲーム」で楽しく交流しました。最後には、昨年度、学習発表会で、手話をしながら合唱した「にじ」を講師の方に披露するなど、温かい気持ちで障がい者の方に接することの尊さや相手の立場に立って、行動することの大切さを学ぶことができました。
児童の感想からは、「耳の不自由な人と出会ったら、どうしたらよいのか分かりませんでしたが、これからは進んで手話を行って、助けてあげたいと思いました」と日頃の生活の中で実践していこうとする気持ちを高めている様子が見られました。