【瀬戸市立古瀬戸小学校】 ハッピータイム
- 公開日
- 2019/01/18
- 更新日
- 2019/01/18
心の教育推進活動(モラルBOX掲載用)
本校では、ソーシャルスキルトレーニングと構成的グループエンカウンターを織り込んだプログラムとして「ハッピータイム」を実施しています。楽しく人とかかわる体験を通して、かかわりのスキルやコツを身に付けるとともに、自己理解・他者理解を深め、自尊感情を育むことを目的としています。
「あとだしじゃんけん」「ゴジラとゴリラ」「探偵ゲーム」「いいとこ見つけ」「あどじゃん」「どっちがすき」「質問じゃんけん」等の活動を週に1回行います。各学級で行うときもあれば、低学年、中学年、高学年のブロックに分かれて行ったり、異学年で行ったりするときもあります。行うにあたり三つの約束があります。
1 「おねがいします」「ありがとう」を言う。
2 うなずいて聞く。
3 自分と友達の良いところを見つける。
この三つの約束を、行う前に必ず確認します。
教員は「○○さん、ありがとう」「○○さん、先生はうれしいよ」等のアイメッセージを送ることで自尊感情を育てたり、「ここはうなずき名人が多いクラスだね」等、意図的に褒めたりします。
活動の終わりには、振り返りの時間をとります。否定的なことではなく、自分や友達のよかったところや感想を募ります。「○○ちゃんがうなずいて聞いてくれたから、話すのが楽しかった」「○○君の笑顔がとてもよかった。私も笑顔で友達の話を聞きたい」「自分と友達の考えが違うことに気づいておもしろかった」「友達のことをもっと知りたいと思った」等の感想を述べる子が多く、かかわりのスキルを身に付けています。
「ハッピータイム」は、今年で4年目の活動になります。
本校は、2020年度に小中一貫校として生まれ変わりますが、合併する小学校4校にもこの活動は広がっています。