【高浜市立吉浜小学校】地域とともに…ともに学んで未来を拓く吉浜っ子
- 公開日
- 2019/01/25
- 更新日
- 2019/01/25
心の教育推進活動(モラルBOX掲載用)
本校は、「ふるさとに誇りをもち、ともに学んで未来を拓く吉浜っ子」を、目指す子供像として、他教科と関連させたり、学校生活の場に結びつけたりしながら、道徳教育を進めている。
本学区は、江戸時代より細工人形や菊人形作りが盛んで、菊の栽培や「菊祭り」が行われている。本校の児童は、地域の方の協力の下、毎年「菊祭り」に一人一鉢、育てた菊を展示している。
また、4年生は、自分たちでデザインした菊人形を、まちづくり協議会の方(以下まち協さん)と制作している。今年度も、まち協さんの説明を聞き、菊の摘み取り、菊付けを意欲的に取り組んだ。まち協さんの話を聞いたり、体験したりする中で、自分たちも「菊」のことを伝えたいという思いをもった。そこで、地域の方や全校児童に向けて、菊人形や菊の歴史を紹介する新聞を作り、配布した。さらに、調べたことをペア学年である、2年生に伝える場を設けた。劇、クイズ等で伝え方を工夫し、一生懸命発表する姿が見られた。
(4年児童の感想)
・まち協さんの「菊1本でまちづくり」という言葉が心に残った。ぼくも、できる限り吉浜のためになることをしたい。
・2年生に伝えたら、まち協さんの気持ちが分かってきました。まち協さんの思いや苦労が伝わったみたいでうれしかった。
・伝統の菊人形、細工人形を守っていきたい。菊のすばらしさを他の県や市にも教えていきたい。
(2年児童の感想)
・4年生が分かりやすく説明してくれたから、早く菊を育てたくなりました。
・菊人形を作ってみたくなりました。もっと吉浜のことを知りたくなりました。
他学年でも、まちを探検し「まちのすてきさん」を見つけたり、吉浜の魅力を伝える番組を作ったりした。地域のことを調べ、伝えていく中で、地域に愛着をもつことができた。また、地域の人とかかわり、思いを知る中で、吉浜を大切にしていこうという気持ちをもつことができた。