【長久手市立長久手中学校】 ローテーション道徳の取組
- 公開日
- 2019/03/30
- 更新日
- 2019/03/30
心の教育推進活動(モラルBOX掲載用)
本校では、ローテーション道徳に取り組んでいる。ローテーション道徳とは、学級担任が道徳の時間の指導をするのが原則であるが、学級枠(いずれは学年枠)を外し、学年主任や副担任をはじめ様々な教員が担当学年(いずれは全校)で、同じ授業を行う取組である。担当学年が4学級あれば、同じ授業を4回行うことになる。今年で、3年目の取組となり、道徳の時間割を学年ごとに統一し、学年内でローテーション道徳がスムーズに実施できるようにした。
目的については、以下のとおりである。
・すべての教員が道徳の時間を担当し、道徳教育を学校全体のものにする。
・特定の教材や内容項目について、各学級で授業を行い授業の再検討をすることで、教員がより深く教材研究を行い、より高い指導技術を培う。
・毎週、指導教員が入れ替わることにより、授業形態や発問法、思考の深め方等を変化させ、生徒に新鮮な学習刺激を与える。
・生徒に学級担任以外の教師の道徳的価値観にも触れさせ、多様な考え方や生き方があることを実感させる。
本年度、職員を対象に行ったアンケートの結果を以下のとおりである。
(質問内容)
ア.ローテーション道徳は、道徳が教科化となる来年度以降も実施できる。
イ.ローテーション道徳を行うことにより、道徳教育が学校全体のものになる。
ウ.ローテーション道徳は、生徒たちにとって有意義な時間になる。
エ.ローテーション道徳で、毎週指導教員が入れ替わることにより、授業形態や発問法、思考の深め方等を変化させ、生徒たちに新鮮な学習刺激を与えることができる。
オ.ローテーション道徳で、生徒に学級担任以外の教師の道徳観にも触れさせることにより、多様な考え方や生き方があることを実感させることができる。
カ.ローテーション道徳は、教師にとって道徳の授業力向上につながる。
キ.ローテーション道徳を行うことにより、教師は深く教材研究を行い、より高い指導技術を培うことができる。