【豊田市立明和小学校】ゲーム機の危険性を疑似体験
- 公開日
- 2019/11/01
- 更新日
- 2019/11/01
情報モラル教育実践(モラルBOX掲載用)
本校でも、家庭に帰るとゲーム機で遊ぶ子が多く(3・4年生9人中、家にゲーム機がある子は8人、ゲーム機の通信機能を使ったことがある子は5人)、インターネットに接続することの危険性を認識しないままゲーム機を使っている。
そこで、インターネットへの接続の危険性と注意すべきことを、疑似体験を通して知るために、「ゲーム機の情報モラル指導用ソフト」を用いて、情報モラル授業を実践した。インターネットの危険回避の方法、個人情報の発信の危険性、IPアドレス等の情報が記録される仕組み、違法ソフトや音楽ダウンロードが犯罪であることなどを学習した。
一人一人が、タブレットPC上で疑似ゲーム機を使って、疑似インターネット接続を体験した。「ワンクリック詐欺」「違法ダウンロード」「個人情報送信」などに遭遇すると、慌ててしまう子が多かった。
授業後には、「インターネットは楽しいけれど、危険なこともあると知りました」「今までは、知らない人と通信していたけれど、危ないと分かりました」と感想を述べていた。楽しさの裏に危険が潜んでいることに気付くことができた時間であった。