【岡崎市立矢作北中学校】本校の情報モラル授業の取組
- 公開日
- 2020/01/21
- 更新日
- 2020/01/21
情報モラル教育実践(モラルBOX掲載用)
本校では、各学期に1時間ずつ「情報モラル」のについての授業を、道徳科の年間計画に位置付けて実践している。本年度は、6月と11月に情報モラルの実践を行った。
授業を行った学級では、スマートフォンの使用率は93パーセントに達している。使用用途は、主にSNSやゲームなどであった。この現状を踏まえて、教材「言葉の向こうに」を扱い、「異なるものの見方や考え方をもつ人と関わるときに、大切なことはなんだろう」という学習課題で授業を行った。主人公がネットの書き込みで、自分の考えを否定されたことをきっかけにトラブルへと発展した出来事に対して、「主人公は、どうするべきであったのか」をグループで話し合った。「顔が見えない相手に対して、むきにならずに冷静に対処すべき」「反論されても、相手が誰か分からないから反論をしてはいけない」「トラブルになりそうなら、周りの大人に相談するべき」「相手の気持ちを考えてSNSを使わなければいけない」などの意見交流がなされた。
終末では、インターネット上に、自分のことが書き込まれた場合は、大人に相談したり、掲示板の管理者に書き込みの削除を依頼したりすることを確認した。生徒たちにとってSNSの安全な使い方を振り返るよい機会となった。