モラルBOX日記

【東海市立緑陽小】豊かな心をはぐくむ道徳教育に取り組んでいます

公開日
2012/06/19
更新日
2012/06/19

心の教育推進活動(モラルBOX掲載用)

 学校、家庭、地域社会には、それぞれ子どもの豊かな心をはぐくむ固有の役割があります。三者がそれぞれの役割を果たしつつ、情報交換を行い、現状を把握するためにも道徳の時間の授業公開を行っています。先日の公開日に行った授業の一部を紹介します。 
                  
1 学年 1年               
2 主題 思いやり・親切
3 資料 「はしのうえのおおかみ」(明るい心)
4 展開
(1) 6枚の絵を順に見せながら、オオカミの気持ちの変化を中心に話し合う。
(2) 教壇を吊り橋に見立てて、児童がオオカミ、ウサギ、クマになりそれぞれの場面を動作化させることで登場人物の気持ちに迫る。
5 児童の反応
 ・ウサギに通せんぼをしているオオカミに対しては、オオカミは意地悪、ウサギを通してあげればいいのにという意見が多かった。
 ・クマさんがオオカミを抱いて渡してあげた場面では、強いクマさんが威張らないでオオカミを抱いて渡してあげたことにびっくりし、クマさんの優しさと同時に、アイディアの良さにも感心していた。
 ・オオカミがまたウサギさんと橋の上で会う場面では、オオカミさんがどうするかでたくさん意見が出た。多くは通してあげるという意見だった。
 ・オオカミが、クマさんと同じ方法で渡してあげたのを知り、自分が優しくしてもらったから、うれしかったからではないかなという意見が多く出た。
6 授業を終えて
  給食の配膳時にぶつかってこぼした汁やおかずを、見ていた周りの子どもたちも一緒になって片付けるなど、友達のことを考えた行動がずいぶんとれるようになってきました。道徳の授業で学んだことを生活に生かしていきたいと思います。また、保護者の方に授業を見ていただき、家庭でも話題にしていただけることを願っています。