【豊田市旭中】親子で守ろう ネットモラル
- 公開日
- 2012/07/11
- 更新日
- 2012/07/11
情報モラル教育実践(モラルBOX掲載用)
2年生の生徒を対象に、ネット上での著作権侵害についての授業を行った。教材は、財団法人コンピューター教育開発センターが作成した「ネット社会の歩き方」を活用した。
まず授業の始めに、インターネットを利用する上で、著作権を侵害する行為は違法であり、たとえ中学生であっても処罰の対象となることを確認した。さらに「具体的にどのような行為が著作権の侵害にあたるのか」を尋ねた。生徒は著作権侵害について多少の知識はあるものの、具体的にどんな行為が問題かを問うと、答えられる者はほとんどいなかった。
続いて、著作権侵害の例として「P2P(ファイル共有ソフト)の利用」「歌詞などの著作物の掲載」「音楽の一部引用」「海賊版の頒布」「楽曲のコピー演奏の公開」を挙げ、問題になったWEBサイトを実際に見せた。具体的に生徒にイメージをさせた後、実際の罰則事例を紹介し、著作権侵害は絶対にやってはいけない犯罪行為であることを強く印象付けた。今回の授業は、保護者も共に参加していただいた。授業の終わりに、親子でインターネット使用時のルールを話し合い、健全なネット使用に関する理解を深めていただいた。
本校では、全校生徒に対して、携帯電話やパソコンの活用に関するアンケートを実施し、生徒一人一人のネット活用状況を把握している。また前年には『旭中学校 ネットモラル3原則』を設定し、PC教室の正面に掲示している。この3原則をもとに、ケータイ・ネット社会における基本的なマナーを身に付けさせたいと考えている。