【大治町立大治小】福祉実践教室を行いました
- 公開日
- 2012/10/31
- 更新日
- 2012/10/31
心の教育推進活動(モラルBOX掲載用)
大治町の中で最も歴史の古い大治小学校は、児童数749名、23学級の比較的大きな学校です。日々の学習はもちろんのこと、学校行事にも積極的に取り組み、学習の成果を保護者や地域の方々に発信しています。
そのような学習の一環として、本年度も大治町社会福祉協議会のご協力のもと、5年生が福祉実践教室を行いました。本教室は、自分を取り巻く社会環境や自分自身を見つめ直す活動を通して、将来同じ社会の一員として互いに認め合い、支え合って生きようとする気持ちをもつことをねらいとしました。
当日は、「車いす」「手話」「盲導犬」の3つのコースに分かれ、子どもたちが自分の選んだテーマに沿って体験活動を行いました。講師の方のお話を聞いたり、実際に体験をしたりすることで、障害をもつ人の気持ちや願いを知り、お互いを尊重し合って生活することの大切さを学びました。子どもの感想では「自分たちは、大きなことはできなくても、『大丈夫ですか』『何かお手伝いしましょうか』と声をかけるだけでもできるようにしたい」という声が聞かれました。社会全体で助け合い、支え合って生きていこうとする気持ちを5年生なりに高めることができました。
この体験は福祉実践教室後、さらに興味を持って調べ学習をした成果とともに、11月の授業参観で発表会をしたり、学習のまとめを校内に掲示したりすることで、発信していきます。