【あま市立甚目寺南小】命を大切にする心をもつ児童の育成
- 公開日
- 2012/11/05
- 更新日
- 2012/11/05
心の教育推進活動(モラルBOX掲載用)
道徳の時間において、自他の命の尊さに触れた資料や命あるものの生死に関する資料などを扱い、命の関係性・有限性・連続性をテーマとして話し合い、命の大切さについての考えを深めさせることができる指導を目指した。
資料名「六千人の命のビザ」(6年)
人の命は国や民族の相違にとらわれるものではないということについては、杉原千畝についてのテレビ番組を録画したものを見せることで、児童が理解しやすくなるようにと配慮した。「 杉原さんの決意や行動から学んだこと、命について考えたことは何ですか」と問いかけると、「 命は一つしかないので、大切にしないといけないと思った」など、命の尊さを再認識した意見が出た。
資料名 たすけて(1年)
中心発問の「虫を捕まえるのは、いけないことなのかどうか考えよう」について話し合わせた。虫を捕まえることが大好きな児童や、虫や動物を実際に飼っている児童も多く、「いい」「いけない」を問うと「いい」という児童の方が多かった。「いけない」という立場の児童からは、「虫が苦しくなるといけない」「育てられなかったらいけないから」「死んでしまうから」などの理由が挙げられた。「いい」という立場の児童からは、「虫が好き」という理由に賛成を示す児童が多かったが、「きちんと世話をするならいい」と、虫の命を大切にしなくてはならないということに目を向けた考えも出された。