【豊川市立一宮西部小】思いやりの気持ちを育てるペア活動
- 公開日
- 2012/11/06
- 更新日
- 2012/11/06
心の教育推進活動(モラルBOX掲載用)
本校では、異学年交流として1・6年、2・5年、3・4年をペア学年と位置づけています。学年としてだけでなく、個人としても一人一人の子どもたちにペアの子を決めて活動をしてきました。
主な活動としては、年度初めの「1年生をむかえる会」で顔合わせ会を行い、その後は月に1日「なかよしタイム」を設定し、長い休み時間をペアで過ごすこととしてきました。特に1年生は、集会後に体育館から戻る6年生を自分の教室の前で待ち受け、大声で名前を呼んで手を振ったりハイタッチをしたりする姿が見られます。6年生の方も「なかよしタイム」以外の日にも1年生の教室を訪れる姿が見られ、心の交流が深められています。
本年度は運動会においても、このペアで行う競技種目を初めて取り入れることにしました。1・6年生はジャンケンリレー、2・5年生はドッジボールリレー、3・4年生は綱引きを行いました。チームの勝利をめざして真剣に取り組む競技が続く中で、このペア競技においては、上の学年の児童が下の学年のペアの子を気遣い、走るスピードを調整したり優しく声を掛けてあげたりしながら競技する温かい姿が見られました。上級生の穏やかな表情と優しい笑顔がとても印象的でした。