モラルBOX日記

【小牧市立小木小】「ケナフ」の栽培を通して

公開日
2013/01/15
更新日
2013/01/15

心の教育推進活動(モラルBOX掲載用)

 本校では総合的な学習の時間の中で「環境について学ぼう」というテーマに取り組んできました。環境とケナフをキーワードにして、事前学習をし「紙ができるまでの過程と環境」について学んでいくことを学年の総合学習として計画しました。取り組む学年は5年生児童52名、学校の職員や地域のボランティアの方々、父兄の方々にも協力を得ながら「ケナフ」の栽培を実施していきました。
 まず、校区内の畑を貸していただき、地域のボランティアの支援を受けながら苗を育て、1学期に校内の学年園へ、紙の原料となるケナフの苗を植えかえました。「どんな花が咲くんだろう」「これが本当に紙になるんだろうか」と、関心と疑問を抱きながら苗を育て、11月に刈り取りを行いました。刈り取ったケナフ20kgを原料として、学校の家庭科室で煮立て、紙作りに挑戦しました。
 児童一人ひとりが世界で一枚しかない自分だけの紙を作り、環境を守ることの大切さを学びました。また、地域の人々とふれあう中で、人と人のつながりの大切さを実感することができました。