【大府市立大府南中】ケータイ安全教室
- 公開日
- 2012/11/29
- 更新日
- 2012/11/29
情報モラル教育実践(モラルBOX掲載用)
10月29日(金),全校生徒を対象にKDDIの講師を招いて,「ケータイ安全教室」を実施した。
携帯電話の特徴や使用上の注意点から講座は始まり,最近主流になりつつあるスマートフォンについてや,個人情報公開など情報発信する上での危険性まで,日頃気をつけるべき点を具体的な話を挙げ,ドラマ動画を交えながら説明していただいた。
音楽や漫画などの著作権を侵害し,改正著作権違反を問われた例や,嘘や悪意をもってコミュニティサイトを悪用しトラブルに巻き込まれた例など,生徒がなにげなく携帯電話を使っている中でも,生じうる危険性について知ることができた。
講座の中で生徒が学んだことは以下の点である。
・ネット上には多くの嘘や悪意が潜んでおり,悪用される場合もある。情報を見
極める力が必要である。
・写真などから個人情報が読み取れる場合もある。個人情報を公開することは,
高い危険性を伴うことを忘れてはならない。
・情報発信者は特定できる。
・情報発信には,大きな責任が伴う。
・スマートフォンがウイルス感染し,高額請求を受けるなど,トラブルに巻き込ま
れることがある。
・トラブルがあった場合は大人に相談し,カメラなどで撮影し,証拠を残すことが
大切である。
・家族とルールを決めて使い,フィルタリングソフトを使うようにする。
また,生徒の振り返りでは,「便利で普段からよく使用している携帯電話だが,危険が潜み,注意しないと大きなトラブルに巻き込まれるかもしれないので,先を予測して危険なことから身を守っていきたいと感じた」「家族とルールを決めて,正しい知識をもって携帯を使っていきたいと思った」などという感想が多くあり,今回の講座が生徒にとって,携帯電話の使用を改めて見つめ直すよい機会になったといえる。